【組織開発】社員の主体性を引き出し、最高のチームをつくる「3つのステップ」
「指示待ちの社員が多く、経営者である自分ばかりが忙しい」 「もっと当事者意識を持って、自律的に動いてほしい」
湘南・茅ヶ崎エリアのスタートアップや成長企業の経営者様から、このような組織づくりのご相談をいただくことが増えています。特に自由な社風や柔軟な働き方を大切にする湘南の企業こそ、「個人の自由」と「組織としての成果」の両立に悩まれるケースが少なくありません。
社員一人ひとりが持つ本来の力を解放し、自走するチームをつくるための手法を「組織開発(エンパワーメント)」の視点から紐解きます。
1. 人材開発と「組織開発」の違い
多くの企業では、社員の能力を伸ばすために「研修(人材開発)」を行います。しかし、いくら個人のスキルを上げても、組織の仕組みや風土が古いままだと、その力は発揮されません。
重要なのは、「人と人の関係性や、チームの仕組みそのものに働きかけること」です。これが組織開発の考え方です。メンバーが自ら考え、動き出す組織をつくるには、経営者がただ「権限を譲る(丸投げする)」のではなく、自走できる環境を整える必要があります。
2. 自走するチームをつくる「3つのステップ」
組織開発において定評のあるフレームワークをベースに、中小企業やスタートアップが実践すべき3つのステップをご紹介します。
① 正確な「情報」をオープンにする
社員が当事者意識を持てない最大の理由は、判断基準となる情報が足りないことです。会社の財務状況や今後のビジョン、経営陣の意図など、経営者が持っている情報を可能な限り共有します。 「情報を持たない者は責任を果たすことができないが、情報を与えられた者は責任を果たさざるを得ない」状態をつくることがスタートラインです。
② 自由に行動するための「境界線(ルール)」を決める
情報を共有したからといって、完全に放任しては組織がバラバラになります。「何をやっても自由」というのは、社員にとっては実は「どこまでやっていいか分からない不安」に変わるからです。 「ここまでは個人の裁量で決めていい」「ここからは会社への報告が必要」という枠組み(境界線)を明確にすることで、社員は迷うことなく、その枠の中で最大限のクリエイティビティを発揮できるようになります。
③ チームのセルフマネジメントを育てる
指示待ち人間から脱却するプロセスでは、必ず小さな失敗や試行錯誤が起きます。その際、経営者がすぐに口を出したり、これまでのトップダウンの手法に戻したりすると、社員は再び「指示を待つ方が安全だ」と考えてしまいます。 失敗を学びの機会と捉え、チーム内で振り返りを行いながら自ら軌道修正する力を養う「伴走」の姿勢が、最終的に経営者をラクにする組織へとつながります。
茅ヶ崎に拠点を置く当事務所では、法的な手続きの代行にとどまらず、「どのような仕組みや対話があれば、社員が生き生きと自走し始めるか」という一歩踏み込んだ組織づくりの視点を大切にしています。
湘南らしい自由な空気感を活かしつつ、組織としての強さを最大化したい経営者様は、現在のチームの課題を整理する感覚で、いつでもお気軽にご相談ください。
